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【体験記】介護職員の1番最初の資格 / 初任者研修の資格取得

公開日:2017年9月10日


介護に携わる職種

介護職員初任者研修の資格は介護職として一番最初に取得する資格になります。

介護職としてステップアップしてゆく行程のなかで、第一歩目の資格といえるでしょう。

私の介護職員初任者研修の資格取得に向けての体験記です。

介護職として、知識と実技を積み重ねて、さらに上の段階に進むための基礎的な講座です。

初任者研修講座で得た知識で実生活での考え方が変わりました

介護職のステップアップ
介護職員初任者研修は旧ホームヘルパー2級相当の位置付けとなります。

研修の内容は、合計130時間のカリキュラムで構成されていて、教材テキストを読み解いて学ぶ科目と、介護の現場に則した演習を行う科目とで構成されています。

研修カリキュラム

上記の130時間で介護職としての基本中の基本を学びます。

介護職に就くということを前提にしなくても、高齢になってゆく親のことを考えると受講する価値はあると思います。

この講座を受講して、『尊厳と尊重』と『認知症』の2内容については新たに知ることができました。

高齢になることで、身体を自由に動かせることができなくなったり、物忘れが進行したりとあらゆる変化がでてきます。

たとえでは、身体が不自由になることで自分でトイレに行って排泄することさえも出来なくなります。

そうなると、身内もしくは他人である介護職員が介助をするわけですが、介助を受けている本人はどんな気持ちなのでしょうか…

「ありがとう」というよりも「申し訳ない」という気持ちだということです。

下の世話をしてもらうということは、その介助を受ける側にとっても大変な苦痛なのです。

そのような場面で重要なことは、介助をする方は介助を受ける方の「尊厳を尊重する」ということです。

物忘れが進行して『認知症』の症状がでてきた場合も同じで、「否定する」ではなく、受け止めて「尊厳を尊重する」対応をすることです。

私自身も50歳を過ぎて、母も高齢になり認知症もあります。

そんな母に今まで自分がしてきた言動がいかに間違っていたかを痛感しました。

この『初任者研修』の講座で得た知識は実生活においても役立ちます。

介護に関するケアサポート
これからの高齢化社会に対する問題もあり、各地で数多くの講座が開催されています。

通学のかたちになるので、できるだけ家から近場の教室、交通の利便性、開催日程等を考慮して講座を決めましょう。

金額は開催している会社によってさまざまなので、自分の希望する条件で比較検討をします。

開催日程は多種にわたりあります。

週3日~4日のコーズや土日のみコース等、通えるコースが選べます。

私自身は退職後で時間はたっぷりあるので、週4日コースを選び約1カ月で修了しました。

朝から夕方までかなりハードに詰まったスケジュールなため、1日が修了すると結構疲労感があります。

ちなみに私は通学の利便性と日程及び費用面から『三幸福祉カレッジ』を選びました。


介護職員初任者研修の受講の開始です

私の教室で受講したのは約20名くらいで、老若男女さまざまな方がいらっしゃいました。

なかには、65歳の男性、学生さん等、受講者はバラエティで新しい刺激にもなりました。

他校は受講したことがないのでわかりませんが、『三幸福祉カレッジ』の先生方は現役で介護職をしている方々なので、話しにもリアリティがあり実情を感じ受けることもできてよかったです。

1日受講すると疲労感があると書きましたが、通学15日間は朝から夕方まで昼休み1時間弱は入りますがガッツリ授業です。

課題(宿題)も3回あり、合格の点数に達しないと再度提出となってしまいます。

出席証明書

私は短期コースを選択したので、月、火、木、金曜日の週4日の通学でした。

しかし、受講票の受講済みのハンコが増えてくるとうれしいものです。

とうとう修了試験、果たして結果は…

15日目はいよいよ修了試験です。

筆記試験のみですが、出題される範囲が広すぎてかなり悩んだことをつい最近のように思い出します。

同期生もみんな悩んで、なかには過去の問題をインターネットで検索している人もいました。

大半が選択回答ですが、文章回答もあります。

先生方は「落とすための試験ではないから」とはいうものの試験は試験。

「余程のことがない限り」合格するとの情報や、実際に落ちたとの情報も駆け巡り不安に包まれます。

試験用紙が配布されて、先生が時計をセット。

いざ、試験開始です!! ……

試験終了後の感想としては、「余程のことがない限り」が無かったので多分大丈夫かな…と。

数日後、合否通知が郵送されてきました。

修了証明書

やりました~、合格しました!

実際にこの「修了証明書」が届いて合格を実感しました。

約1カ月の間、初任者研修という言葉が頭から離れなかったのですが、いざ終わってしまうと脱力感というか、寂しい気持ちというか、そんな感じになったのを覚えています。

『三幸福祉カレッジ』で初任者研修の講座を受けたのですが、先生方が実務 (ケアマネージャー)と併行して講師をやっているので、実務での話しもいろいろと聞かせていただきました。

ためになる話し、面白い話し、以外な話し、とても楽しかったです。

ありがとうございました。

だからというか、次のステップである『実務者研修』が頭にちらつきだしたのもこんな気持ちからでした。

もちろん、『三幸福祉カレッジ』での受講です。

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