【体験談】激しい胃痛で初めての内視鏡検査(胃カメラ) 苦しいのか?
公開日:2022年8月27日
『胃』の調子が突然悪くなってしまいました。
私自身、『胃』は強靱的に強いわけではありませんが、胃弱というほどでもありません。
毎朝…、それも毎日毎朝、冷や汗が大量にでる程の胃痛と吐き気で目が覚めるという最悪の日々が始まってしまったのです。
不思議なことに朝症状がでたあとは、その後一日まったくでません。
朝だけなのです。
一日中苦しいわけでもないので、まだ病院には行くのはやめよう。
ネットでいろいろと調べて症状に合うような市販薬を購入。
上の画像は購入した市販薬、飲んではもっと効くものがあるようでさらに購入を続けて、かなりの種類になってしまいました。(上画像)
これらを飲んで完全に胃の調子が改善されたということはなく、「なんとなく効いている感じかなぁ」というくらい。
上画像のどれかの薬で「胃の激痛」はなくなったものの、新たに「吐き気」や「胸焼け」症状が発症。
どの市販薬を飲んでその症状になったのか…、種類が多くてもう訳がわからなくなって市販薬での自力改善は諦めました。
これ以上、苦しい思いはしたくない
目次
我慢できない胃痛、吐き気、胸焼けでとうとう病院へ行くことに…
通院初日、まずは採血で「ピロリ菌」の検査。
検査の結果は数日後とのこと。
さらに後日『内視鏡検査(胃カメラ)』も行うことになりました。
『内視鏡検査(胃カメラ)』の検査日を予約して本日の通院は終了です。
私自身『内視鏡検査(胃カメラ)』は生まれて初めての経験です。
自分のまわりの体験者の話しを聞いていると、「痛い」とか「苦しい」とか…
悪い印象ばかり聞きます。
口から管をいれたとか、鼻から管をいれたとか…
どちらにしても痛々しいなぁ
口と鼻の違いは検査をする病院によって違うらしく、当人の希望で選択も可とのこと。
私の場合は鼻から入れるとのことでした。
鼻からの方が苦しいイメージですが、実際には鼻からの方が楽らしい。
検査日まで『胃カメラ』が頭から離れることはありません。
ネットでも『胃カメラ 苦しい 痛い』とかで検索ばかり日々。
今の胃の苦しさから解放されるなら早くやって結果で対処して欲しいという気持ちもあります。
もうひとつの原因の可能性、『ピロリ菌』
いろいろと情報収集すると今の症状はこの可能性も高いなぁ。
う~ん、やはり症状がかなり合致しています!
原因はピロリ菌かもしれない。
検査の結果がでる前から、「ピロリ菌の除菌」についてもいろいろと調べてみました。
「ピロリ菌の除菌」で、今の胃の状態から解放されることを想像しながら希望をもって…
『内視鏡検査(胃カメラ)』の検査当日、再度通院
検査前の問診で、先日の採血でのピロリ菌の検査結果を告げられる。
結果は「陰性」、ピロリ菌は存在しない。
『内視鏡検査(胃カメラ)』ではもっと細かく診てみるとのことでした。
点滴をしながら検査開始待ち。
胃カメラは初体験のことなので気持ちはドキドキです。
しかしこの点滴の中身はなんだろうか?
痛み止めとか?
気になったので看護師さんに聞いてみたところ、単なる水分補給とのことでした。
検査直前にこの点滴から痲酔をいれると教えてくれました。
ここまで長かったですが、とうとう『内視鏡検査(胃カメラ)』の開始です。
看護師さんの言った通り、点滴から痲酔を入れます。
先生から、「ウトウトと眠くなる感じになります。」
痲酔が効いているから痛くはないのだろう…
早く終わって欲しいなぁ…
と、考えている最中に鼻腔に若干の違和感。
「入っていったな」と思ったので、まだ意識はあります。
その後は鼻腔も胃も大きな痛みや違和感もほぼ無く、開始後20分くらいで終了しました。
終了後はベッドで点滴を打って30分くらい安静です。
「やっと終わった!」
が、率直な気持ちです。
初めての胃カメラの感想としては、「事前に考えていたほど苦しくもなく、痛くもありませんでした。」
今回鼻からの胃カメラでしたが、口からの方はやったことがないので比較ができませんし、わかりませんが。
30分の安静後、精算をして病院をあとにします。
「やっと終わったぁ~、よかったよかった!」
そして2週間後、
胃カメラ検査・病理検査・ピロリ菌検査結果で再度通院
胃カメラとピロリ菌の検査結果は異常なしとのことですが…
胃の痛み、胸焼け、吐き気は依然として続いています。
しかし先生からは、「異常なし」との報告。
実際の検査結果です。
上画像の軽度発赤部の病理検査をした結果は良性とのこと。
この部分、癌も含めた病理検査だったらしい。
検査結果はとても喜ばしいのですが、胃の不調は続いたまま。
そして先生からは聞いたことがない病名が告げられる。
あくまでも可能性有りとの前置きが有りですが、
初めて聞く病名、「機能性ディスペプシア」とはどんな病気か
【機能性ディスペプシア】…?
初めて聞く病名です。
確かに症状が類似しています。
機能性ディスペプシアは処方された薬、「アコファイド」
機能性ディスペプシアの薬として「アコファイド」を1ヶ月分処方してくれました。
毎食前に1回1錠、1日3回の服用です。
この「アコファイド」は胃カメラをして【機能性ディスペプシア】と診断されないと処方されない薬です。
↓ 「アコファイド」は胃カメラをしていることが必要な条件 ↓
この「アコファイド」を服用してから『朝、寝起き時だけに起こる胃の激痛』はとりあえずは解消しました。
機能性ディスペプシアの症状(上図)の[腹部膨満感]、[食後膨満感]、[早期膨満感]は私としてはひどい症状ではなかったので「アコファイド」服用の効果はわかりません。
もっと知識を得るために【機能性ディスペプシア】の本を購入しました。
今でも時々読み返したりしています。
胃が不調だと精神的にもかなり負担が掛かってしまいますよね。
初めて胃カメラ(内視鏡検査)を行い、それ程苦痛ではなかったことや『機能性ディスペプシア』という病気があることも初めて知りました。
私自身、今のところ朝の胃の激痛はとりあえずは解消されています。
しかし、いつまた再発、発症するかわかりません。
この本には【機能性ディスペプシア】の予防策がたくさん載っていて、日頃の生活習慣の改善にも役立てたいものです。
私のような症状がある場合は早めに医療機関に行き、『胃カメラ(内視鏡検査)』をすることが重要です。
『胃カメラ(内視鏡検査)』は思ったほど苦痛ではなかった…が、個人差はあるにしろ私が体験した感想です。
この記事が初めて胃カメラをすることで心配をしている方々に役立てれば幸いです。
快適な日々を過ごしていくために健康な胃を保持するようにしましょう。