電子お薬手帳アプリのインストールから登録まで、図解でわかりやすい!
公開日:2020年1月12日
50歳を超えると身体にもいろいろと影響がでてきて通院の回数も増えてきます。
私自身も高血圧と尿酸値を下げる薬を飲んでおり、月一度のペースで病院に行って薬を処方してもらっています。
調剤薬局でお薬手帳を提出するのですが、月一度のせいか毎回忘れてしまうのです。
目次
お薬手帳を忘れて毎回40円を損していませんか?
お薬手帳を持参すれば医療費も安くなることは一応は知っていたのですが、詳細については今回初めて知るかたちになりました。
薬剤服用歴管理指導料の名目で、
■お薬手帳提出の場合 410円 (3割負担の場合 120円)
■お薬手帳未提出の場合 530円(3割負担の場合 160円)
40円でも安くなることはいいことですね。
(注) 6ヶ月以内に同じ薬局で調剤を受けた場合
実際に私が調剤を受けた際の明細書です。↓
お薬手帳を忘れてしまったので、530円 (1点=10円) を支払っているのです。
会計時に領収書と一緒にもらうこの「保険調剤明細書」の内容についてじっくりと見ることは無かったのですが、40円といえども損した気分です。
それで、『電子お薬手帳』を利用することにしました。
スマホにアプリを入れて利用するのでお薬手帳を忘れてしまうことがなくなりますから。
『おくすり手帳Link』アプリをスマホにインストールしましょう
QRコード、もしくは検索窓からアプリをダウンロードをします。
Android用とiPhone用がありますが、私のスマホはAndroidなのでAndroid用の手順での説明です。
最終更新日が2019年7月30日と約6ヶ月更新されていませんが、そのうちに更新はするでしょう。
ダウンロードサイズが90.45MBで思ったほどは大きくないです。
AndroidのOSは4.3以降でないと利用できません。
タブレット端末には対応してません。
評価3.4については標準で、ダウンロード数は結構多いですね。
確認後、インストールボタンを押します。
横スクロール画面が表示されます。 (①~⑤)
横スクロールの最後⑤でログインして利用を開始ボタンを押します。
下の画面になるので、承諾にチェックを入れて次へボタン。
dアカウントのID (****@docomo.ne.jp)を入れて次へボタンを押すとスマホにメッセージが届きます。
セキュリティコード (数字5桁) が記載されています。
そして、次の画面が表示されますので、
dアカウントのパスワードとメッセージに届いたセキュリティコード(数字5桁)を入れてログインします。
インストール処理はこれで終了です。
最後におくすり手帳Linkアプリに自分の情報を登録します。
インストール処理を終了後、利用者情報を登録
利用者情報の登録は下記の3項目です。
① 基本情報(プロフィール画像、名前、性別)
② 詳細情報(生年月日、郵便番号、住所、電話番号、血液型、体重)
③ 特記事項(副作用歴、アレルギー歴、既往歴、その他)
①基本情報入力画面
② 詳細情報入力画面
③ 特記事項入力画面
これで利用者の登録は完了です。
OKを押すとおくすりの登録画面になります。
最後におくすり手帳Linkにおくすりを登録して終了です
「お薬を登録する」表示画面 ↓
市販薬まであるのには感心しました。
紙のお薬手帳ではあり得ませんから。
「登録したおくすりを見る」表示画面 ↓
登録した薬が表示されます。
健康面で考えると少ない方がいいのですが…
「おくすり手帳を見せる」表示画面 ↓
薬の登録後はこの画面を表示させる機会が一番多くなります。
今後、電子お薬手帳は普及していくのでしょうか…
これからさらに高齢化が進むなかで、高齢者の方々がスマホで電子お薬手帳を活用するかは疑問なところもあります。
従来の紙製のお薬手帳は使い切ったら新しいものに替えますが、使い切ったあと何十冊も長期間の保管はしないですね。
電子お薬手帳はデータとして保管できるので、豊富なデータを長期間保管することが可能です。
自分が今までに飲んできた薬の履歴をデータとして残せることはとても活気的なことです。
調剤薬局での利用や自分の薬の履歴としても利用できるので、私は今後この電子お薬手帳を使っていきます。
病院に初診で行ったときは必ず病歴は聞かれるので、そのときに自分が使用していた薬の履歴を見せることもできますね。
そして先にも少し書きましたが、市販薬も登録することが出来て、紙製のお薬手帳ではまずやらないことがデータとして残せるのです。
使ってみて自分に合っていなければ紙製に戻せばよい訳で、一度は使ってみる価値はあると思います。