【図解で説明】DELL Vostro15 3000 パソコンのメモリ増設
公開日:2019年4月21日
DELLのパソコンの購入は初めてで、素人には壁が高いというイメージがありました。
そして実際に購入しての使用感としては、特には高い壁は感じませんでした。
不要なソフトもほとんどインストールされていなくて、買い換えたときの不要なソフトのアンイストール作業もしなくてよいので買い換え当初からの手間が省けました。
パソコン本体の価格についても納得です。
目次
Vostro 15 3000シリーズ (3578) 価格.com限定 Core i3 8130U・128GB SSD搭載モデルを購入
購入したパソコンは、↓で、価格.com経由からのDELL直販サイトです。
購入時の価格とパソコンのスペック
このパソコンは価格の変動が大きく、最安値で買いたいところです。
引用元:価格.com
私が購入したのは3月初めですので、高くもなく安くもなくといったところです。
まあ、とりあえずは価格の件は良しとしましょうか。
そして、一番気になるメモリの容量です。
「付属品のメモリ : 4GB DDR4 2400MHz」 空きスロット1
ネットでいろいろと調べていくと、「windows 10」では、8GBは最低欲しいところ。
4GBでストレスのない動きができるのか?かなり不安です。
<最初にインストールしたソフト>
■ウィルスバスター・クラウド
■Google Chrome
■Photoshop Elements 13
■Dropbox
■OneDrive
■WPS Office Personal Edition
上記の重量級ソフトをインストール後のメモリの消費量は50%をはるかに越えました。
で、メモリの増設を決心しました。
メモリ最大搭載容量は?、DDR対応なので組合せとメモリ容量を決める
DDR対応なので、同じ種類のメモリを2個設置することにします。
※DDR4とDDR3は互換性はありません。DDR4の同じメモリをを2個増設。
・4GB×2個 (計8GB)
・8GB×2個 (計16GB)
DELL Vostro 15 3000シリーズ (3578) パソコンのメモリの増設の情報をネットで検索していくと、「4GB×2個 (計8GB)」の実例は確認できたのですが、「8GB×2個 (計16GB)」の実例は見つかりませんでした。
どちらにしても、何度もメモリ増設の作業をするのは嫌なので、なんとかなるとの思いで、「DDR4 8GB×2個 (計16GB)」でメモリを増設することにしました。
シリコンパワー ノートPC用メモリ DDR4-2400 260Pin 8GB×2個セット品を購入
「低価格」、「高機能」、「永久保証」で購入に至りました。
↓『8GB×2個セット品』の外装です。
メモリ本体はかなり繊細なので、Amazonでは「Amazon.co.jp が販売、発送します。」となっていることで安心感もあります。
その、安心感とは?…について、実際に起こったことを書きました。
↓ これとか、
↓ これです。
完全図解:初心者のメモリ増設作業の開始です <4GB→16GB>
パソコンを裏返しにして、背面からバッテリーを取り外します。
↑ 赤丸部をスライドして外します。↓
↓ 続いて、光学ドライブを外しますが、光学ドライブを固定している赤丸部のネジを外します。
※ネジサイズはM2.5×2.5 1本
上記のネジを外したら、本体の(バッテリー装着部)にある赤丸の金属部を矢印方向へ棒状のもので押し出します。
次はキーボードの取り外しです。
○赤丸部と青丸部にはキーボードに小さな突起(ツメ)があり、本体に挟み込むような感じで固定しています。
力を入れすぎると、突起(ツメ)は割れやすいので注意が必要です。実際私も2個割ってしまいました。
・キーボード上部突起(ツメ) 5箇所
・キーボード下部突起(ツメ) 6箇所
最初に赤丸部のくぼみにツメのあるもので引っかけてから持ち上げるイメージでキーボードを取り外します。
青丸部にもキーボードの突起(ツメ)が有り、パソコン本体に差し込まれているのでキーボードを引き抜いて取り外す。
作業順は、
↓ ①溝に細いヘラ先を入れて赤丸部の突起(ツメ)を取り外す。
↓ ②パソコン本体からキーボードを少し斜めにしてスライドさせて引き抜く。
↑ すべての突起(ツメ)の取り外しが終了後、
↓ ③次にキーボードのフラットケーブル2箇所を取り外します。
↑フラットケーブルは黒い部分で挟み込まれているので、黒い部分を持ち上げてケーブルを取り外します。
↓パソコン本体からキーボードを取り外すことができました。
↓④赤丸部の5箇所のネジを取り外します。※ネジサイズ M2x5 5本
↓⑤続いて、パソコン本体背面のネジを取り外します。
・赤○ 8箇所 ~背面 ※ネジサイズ M2.5×8 8本
・青○ 2箇所 ~バッテリー収納内 ※ネジサイズ M2×5 2本
・黄○ 3箇所 ~光学ドライブ開閉口 ※ネジサイズ M2×2 3本
合計13箇所
↑13箇所のネジを外して裏蓋が外せるようになりました。
↓⑥この隙間に平たいものを差し込みながら外してゆきます。
バリバリと音をだして剥がれゆきドキドキしますが、プラスチックを割らないように慎重に行いましょう。
マイナスドライバーや金属製のものは使わず、プラスチック製のものを使わないと傷だらけになってしまいますよ。
↑この裏蓋を外す作業は、決して器用ではない私にとっては本当に苦労しました。
外れそうと思ったら、はずみで閉まったりを何回繰り返したか…
力を入れて開けようとすると、「もう割れますよ!」と言わんばかりにバリバリ音が。
悪銭苦闘でこの作業に30分以上かかってしまいました。
↓⑦やっとメモリスロットにたどり着きました。付属の4GBのメモリが装着されてます。
↓ 付属のメモリを取り外します。
↓⑧メモリ増設のために購入した「8GB×2個」をメモリスロットに装着します。
元に戻す組み立ては、これまでの逆手順を行っていくことになります。
↑システム画面で確認したところ、16GBになっています。
今回のメモリ増設で使用した必項工具類 等
【1】静電気対策用手袋
メモリ増設では直接基盤に触れることになるので、静電気対策は重要です。
静電気で基盤は一発アウトです。
【2】背面パネル等を剥がす際に使用します。
マイナスドライバーではパソコンに傷が付くのでプラスチック製のヘラを使用しましょう。
【3】プラスドライバー (NO,1)
↓ JIS規格で適応の4種類
先端がNO,1のドライバーのみで今回の作業を行いました。
サイズの合わないドライバーを使うと、ネジの溝を潰していまうので、ネジのサイズに適したドライバーを使用しましょう。
先端は磁石付きがとても便利です。
【4】ネジ置きを数個 ネジを取り外した箇所別に分けておくと作業効率が上がります。
そして、ネジの紛失対策としても使えます。
メモリ増設作業終了後、4GB → 16GBになっているかを最終確認
システム画面で確認です。
メモリが4GBから16GBに増設されて、パソコン自体も問題無く起動です。
過去2回程ノートパソコンのメモリ増設を行いました。
その2回とも裏蓋をとれば、すぐにメモリスロットがあり短時間で作業が終了しました。
今回のDELLのノートパソコンはメモリスロットにたどり着くまでに、光学ドライブやキーボードを取り外したりと素人の私にとってはかなり難儀な作業でした。
特に、最終段階の裏面パネルを外すときは、バリバリと剥がしてゆく感じなので、パネルはしなるは、小さなツメは折れそうだはで、精神的にも本当にヘトヘトです。
元に戻して電源ONでスタート画面がで表示されたときは結構感動しましたよ。
そして、システム画面での16GBを確認したときはやり遂げた達成感がありました。
↓8GB×2個セット品