服やシャツの襟元が汗のシミで黄ばみ、変色、汚れを起こす時の防止策
公開日:2019年8月4日
令和元年、今年(2019年)の梅雨明けは全国的に昨年よりも大幅に遅くなりました。
特に今年の傾向は梅雨入り後は日照不足の日が多く、農作物にも影響がでるほどの状態でした。
そして下図が令和元年、梅雨明けした日です。
※北海道は梅雨期間が無いので記載しておりません。
昨年との比較ではどうなっているのでしょうか…
梅雨明けした日の昨年との比較で、もっとも少ない「沖縄」で6日遅く、一番多い「関東甲信」では、30日遅く、令和元年の今年はとても長い梅雨の期間となりました。
日照時間が少なく、7月とも思えない梅雨寒の日が多かったのが今年の特徴です。
そして梅雨明け後は、昨年と同様、連日の猛暑日が始まりました。
大汗かきの私にとって、つらい時期が始まってしまいました…
目次
汗をかくことで、服に汗の塩分が白く浮き出てきて不潔感あり
汗が服に染みこみ、乾いてくると汗の塩分が服に浮き出ててきて白くなる。
この服の状態は見た目も悪いし、臭そうで、不潔だと自分自身でさえ感じます。
それをまわりの人からみれば…、さらに不快を感じさせてしまうことでしょう。
下の写真は愛用している作業着で、服の色はグレー系の濃いめです。
白色の服の場合、汗染みは黄色っぽくなりますが、濃い色の場合、汗の塩分が浮き出て白くなります。
濃い色に白ですから尚更目立ってしまいますね。
この作業着をきて汗をかいて、汗が乾いたときにこんな状態になってしまいます。
何度みても見た目が悪いし、不潔感がいっぱいですね。
下記は服の汗ジミみが目立ちやすい素材と色です。
■服の素材
・綿素材は吸水性が高く汗ジミが目立ちやすい
・ポリエステル素材は吸水性が低く、汗ジミは目立ちにくい
■服の色
・黒やグレー系の濃いめの色は汗ジミが目立つ
・白や柄系のうすめの色は汗ジミみが目立ちにくい
私の愛用の作業着は色はグレー系の濃いめです。
そして素材は、
・ポリエステル 65%
・綿 35%
ポリエステルの割合がもっと大きければ状況が違ってくるのか、綿が入っているからこの状況なのかは?です。
お気に入りの作業着なので、この汗ジミをなんとか改善してこの夏も着るための対処をします。
服の汗ジミ防止スプレー、 多種あるなかでどれが一番の効果?
普段生活するなかでの汗のかきかたではなく、夏の作業での大量の汗なので、選択の条件はあくまでも撥水性が強力なもの。
ネットでいろいろと調べて、たどりついたのがこれです。
商品の説明は下記のように書かれています。
・各種繊維に対し優れた撥水性を示し汗ジミ防止性に優れています。
・乾燥後は水を良くはじきます。
・抗菌剤を配合し、消臭性能を有します。【原材料・成分】
イソプロピルアルコール、シリコン系撥水、抗菌剤、安定化剤
製造販売元は、「鈴木油脂工業株式会社」と書いてあり大阪にある会社のようです。
では、実際に使ってみた結果です。
これはかなり強力な撥水性で、大汗かいても1日目は汗ジミ無し!
1日目、この商品を襟元にスプレーして夏の炎天下で作業をしました。
首にも大量の汗が噴きだし、作業着の襟元にはかなりの汗が付着します。
襟元の汗が乾燥後、白く跡がついていなければ合格なのですが…
2日目、あえて作業着を変えずにそのままの状態で着て、炎天下での作業。1日目の汗に追加するかたちにしてみます。
結果、襟元に部分的ではありますが小さな汗の跡(乾燥後の白いシミ)がみられました。
3日目、もういい加減にこの作業着は変えたいのですが、状態の確認のため、あえて同じ作業着を着ます。
結果、2日目よりも作業着の襟元の白いシミが増えてました。
でも、まだ着れるかな?…というくらいのレベルです。
4日目、もう1日…という気持ちもありましたが、作業着を変えました。
結果、この「衣類用 汗ジミ防止スプレー Deo Spray」の使用を決定!
私の作業着は汗ジミが目立ちやすいグレー系の濃い色、素材は綿35%、ポリエステル65%で、吸水性の高い綿も入っています。
この条件で検証をしてみましたが、私自身が大汗かきで、今回かなりの汗が襟元についているはずです。
私ほどの汗をかかなければ、普段の生活の汗であればこの汗染み防止スプレーで十分だと思います。
今年の夏はこのスプレーで汗ジミの対策をしたいと思います。
ひとつマイナス点としていえば『ニオイ』です。無香料となっていますが、スプレー直後はかなり強烈なニオイがあります。
撥水剤独特のニオイで、鼻が敏感な方は一考した方がよいかもしれません。
ただし、前日の夜にスプレーをしておけば、翌朝には服にニオイは残りません。
作業着の汗ジミで困った…、私の解決法でした。