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メモリ増設後、DELL Vostro パソコンが起動しない!原因が私でも無償修理?

公開日:2019年8月12日


パソコン起動しない
DELL Vostro 15 3000シリーズ (3578) ノートパソコンを2019年3月に購入しました。

OSはWindows10がはじめから入っていて、購入時の付属のメモリは4GBです。

そして、空きスロットは1個あります。

購入後、初めて起動して初期設定時は特に問題はありませんでした。

購入前は、「Windows10搭載でメモリが4GBで大丈夫なのかな?」という不安もありましたが、今の状態であればメモリは付属の4GBのままで大丈夫そうです。

初期設定終了後、使用するソフトのインストールを始めます。

ウィルスバスター、Google Chrome、Photoshopの重量級のソフトをインストール。

これらのソフトを入れるとパソコンに異変が…、動きがかなり重くなった感じです。

その後、追加でDropboxとOneDriveをインストール後、もう付属のメモリ4GBだけではパソコンの動きが重すぎて使えない状態になりました。

それで、メモリの増設を決断をしました。


自力でメモリ増設後は問題なく起動していたが、突然起動しなくなる

メモリを4GBから16GBに自力での増設です。

上記の記事にも書いていますが、DELLのノートパソコンのメモリ増設はかなり難儀なものです。

メモリがパソコンのかなり奥深いところにあって、底蓋を開けるでけでは到底たどりつけないのです。

増設作業中に私が素手で基盤に触れてしまって、静電気で基盤のどこかを損傷させてしまった可能性も考えられます。

しかし、メモリ増設直後のパソコンはメモリ自体も16GBと認識して普通に動いていたし…

いったいこの起動しない原因は何?

■ パソコン本体の故障
■ Windows OSのなんらかの問題

普通はパソコン起動時の画面は最初にパソコンメーカーのロゴが表示されますね。

その後、Windowsにログインをする画面がでる順番です。

今回は起動すらしないので、パソコンメーカーのロゴはもちろん表示されません。

パソコン本体になんらかの問題が発生したと思われます。

『起動できなくなったパソコンはこの方法で起動する可能性がある』

この検索でいろいろと調べて下記のことを行ってみることにしました。

1.接続されている周辺機器をすべて取り外して電源をいれてみる

2.パソコンの放電処置 (ノートパソコンの場合)
①パソコンの電源を切る
②装着されているバッテリーを取り外す
③電源コードをプラグから抜く
④1分~5分くらいその状態にしておく

3.事前に作成しておいたシステム修復ディスクでの普及

4.事前に作成しておいた回復ドライブでの復旧

5.増設したメモリを取り外し、元のメモリに戻す

すべてやってみましたが、起動することができませんでした。


まったく起動する気配なく、打つ手無しでDELLへ修理の依頼をする

DELLのカスタマーの評判はネット上ではあまり良く書かれていないので少し不安でした。

電話で日本語があまりうまくない外人が対応して困ったとか…。

この状況では修理を依頼するしか手段はないので、DELLのカスタマーセンターに電話しました。

電話にでたのは外人で、電話オペレーターのようです。

相談の内容を説明した後、その部署(修理の部署)のエンジニアの人に電話をつないでくれました。

外人の電話オペレーターの対応もまったく問題はありませんでした。

修理の部署でパソコンが起動しなくなったので修理の依頼をします。

修理する側としては当たり前ですが、起動しなくなった状況を聞いてきます。

今回の私の場合は、自分でメモリ増設を行っています。

これってパソコン本体を分解したことで保証対象外になってしまうのではないかと危惧しました。

自分でメモリの増設を行い、直後は正常に起動していたが突然起動しなくなったと、そのままのことを説明しました。

有償の修理になってしまうのか??…

状況を伝えた後、エンジニアから「サービスタグ(Service Tag)」と「エキスプレスサービスコード(Express Service Code)」を教えて欲しいとのこと。

えっ、番号?… サービスタグ?、エキスプレスサービスコード?

今は、わかりません。

確認して再度連絡を欲しいとのことでした。

DELLは直販サイトのみでの販売のため、これらのコードで購入者の管理をしているのです。

DELLのノートパソコンは裏面に貼ってあるとのことです。

サービスタグとコード

確かに貼ってありましたので、これをメモして再度DELLのカスタマーに連絡します。

電話オペレーター、外人でした。

前回の人と声が似ていたので同じ人かも。

エンジニアにつながったので、サービスタグとエキスプレスサービスコードを伝えます。

この二つを伝えることで、私の名前、住所、電話番号、購入した機種、購入日等がすべてわかるようになっているようです。

改めて、メモリを自分で増設した後、パソコンが起動しなくなったことを説明します。

現状のメモリの装備状態も聞かれたので、付属のメモリに差し替えたことを告げます。

Amazonで購入した増設用メモリ 【8GB×2】

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そしてエンジニアから、『お客様は、1年間の引取りサービスに加入しているので配送会社がご自宅に引取りに伺います。
輸送時の保護箱は配送会社が持参するので、パソコンはそのままの状態で渡してください。』と言われました。

1年間 引取り修理サービス

1年間の保証対象内なので、無償修理で対応とのことでした。

そもそもパソコンが起動しなくなったのは、私のメモリ増設の作業後に起こったので、保証外もあり得ると思っていました。

DELL様、感謝です。

修理後、戻ってきたパソコンに再度のメモリ増設を行う…かなり緊張します

修理にだしてから約1週間でパソコンが戻ってきました。

修理報告書

修理後の出荷前に正常に動作したことも確認済みとのことです。

このパソコンを再度メモリ増設を行わなければなりません。

4GBのメモリでは足りないことはすでに確認済みで、16GBに増設します。

上記の修理報告書によると、「ボトムケースの爪折れ」もあったとのこと。

DELLのノートパソコンのメモリは本体の奥深いところにあります。

たどり着くまでは、多数のネジを取り外し、蓋部もバキバキと割れるくらいに取り外したりもします。

メモリ入れ替え後も逆手順で元に戻すため、素人のこの作業ではパソコン本体への負担はかなり大きいはずです。

今回の作業はかなり緊張しました。

また同様に起動しなくなったら、DELLには修理のデータが残っているからです。

今回の作業は半日かけて、ゆっくりと慎重に行いました。

そして、メモリ増設作業を完了して、最初に電源を入れる瞬間、体がこわばりました。

画面にDELLのロゴがでたときは、逆に体の力が抜けていった感があります。

再度のメモリ増設で4GB→16GBにして、問題なく通常起動もできているので今は快適に使用しています。

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